freee会計のみ使用している場合で給与発生時の仕訳を手動で作成した場合の相手勘定を未払金にしたくない場合の対応方法

freee人事労務は契約せず、freee会計のみを使用している場合に給与・役員報酬の仕訳(未決済取引)を登録すると相手勘定がデフォルトで「未払金」として集計されますが未払金以外の勘定科目へ集計する方法のやり方を備忘記録がわりに記事にしておきます。

目次

給与・役員報酬の支払いをfreeeで登録するやりかた(freeeのHPより抜粋)

freeeで給与や役員報酬の支払いを記帳する方法は下記freeeのHPにて紹介されています。

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202847360-%E7%B5%A6%E4%B8%8E-%E5%BD%B9%E5%93%A1%E5%A0%B1%E9%85%AC%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%89%95%E3%81%84%E3%82%92%E8%A8%98%E5%B8%B3%E3%81%99%E3%82%8B

この方法で給与の発生仕訳(未決済取引)を作成すると、給与の相手勘定が「未払金」となります。

例えば下記のような前提で給料の発生仕訳を考えます。

前提
  • 締日:月末 
  • 支給日:翌月10日
  • 役員報酬額:50万円
  • 源泉所得税:14万6800円

この前提でfreeeで仕訳を作成すると下記のような仕訳が作成されます↓

日付借方金額貸方金額
8/31役員報酬500,000預り金146,800
未払金353,200
仕訳イメージ


この「未払金」を「未払費用」や「未払給与」といった形で未払金以外の勘定科目で管理したい場合には勘定科目の設定を行う必要があります。

勘定科目の具体的設定の方法


freeeで普通に給料の発生仕訳を作成すると下記のようになるので

日付借方金額貸方金額
8/31役員報酬500,000預り金146,800
未払金353,200
仕訳イメージ


これを下記のように「未払費用」変更して管理することとします↓

日付借方金額貸方金額
8/31役員報酬500,000預り金146,800
未払費用353,200
仕訳イメージ


変更する方法ですが、「設定」メニューから「勘定科目の設定」を選択して↓


次に、勘定科目の設定画面から該当の勘定科目をクリックします。

今回給料の発生時の仕訳では役員報酬という勘定科目のみ使用していますので、「役員報酬」という勘定科目をクリックしていますが、場合によっては「給料手当」をクリックすることもあるかと思います。


勘定科目をクリックすると下記の画面が表示されますので、その中の項目「支出取引相手勘定科目」の欄から新たに相手勘定として集計したい勘定科目を選択します。


freeeの場合はこの部分の勘定科目が初期設定で「未払金」に設定されていますので給与発生仕訳を作成すると「未払金」に集計されることになっています。

なので、この部分の勘定科目を変更してあげると「未払金」ではなく、「未払費用」や「未払給与」といった任意の勘定科目に集計することができます。

まとめ

freee人事労務は契約せずfreee会計のみを使用している場合で給与の発生仕訳を手動で作成した場合に相手勘定をデフォルトの未払金から「未払費用」などの科目に変更するための具体的な方法を記事にしました。

相手勘定の変更方法がわからない人はこの方法で変更していただければと思います。




【本日の近況報告】

アマゾンプライムにて映画「ちょっと思い出しただけ」を鑑賞。
いい映画に出会いました。
主役の池松壮亮さん伊藤沙莉さんはもちろん素晴らしいのですが、個人的にはBARのマスターを演じた國村隼さんの存在感にやられました。

國村隼さんといえばサントリーのウイスキーのCMでの父親役もすごい良かったですね。

【本日の1曲】

くるり/Hello Radio

数年前のFM802のキャンペーンソングとして使われていた、くるりの1曲。

春の季節の歌なんでしょうが、だら~っとしたこの曲は夏から秋に季節が変わっていくこのぐらいの時期に夕暮れの浜辺で聴いたらハマるんじゃないでしょうか。

知らんけど。

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