先日バスケットの後輩に「先輩、最近ブログ書いてないですね。」と言われるくらい更新が滞っているのですが、ブログという形での発信を細々と続けています。
最近、何名かの税理士さんがこの「発信」に関して自分の考えを記事にしていたのを見かける機会がありましたので、流れに乗っかって現時点の自分の考えを記事にしてみようと思います。
考えすぎずに、気楽にやってみたらいいと思う。
ある税理士さんは発信について、記事の中で「気楽にやったらいいんじゃないか？」といったことを書いていましたが、自分もこの考えには賛成です。
賛成ですが、さらに付け加えるともっと自分を甘やかして、テキトーにやったらいいのではという感じです。
なぜこう考えるのか。
ブログをスタートしてすぐに誰かが読んでくれる。といったことはほぼないからです。
だったら最初は考えすぎずに、気楽にやったらいいのでは？というのが自分の発信に対するスタンスです。
当ブログの投稿数の推移をグラフにしてみた
下のグラフはこのブログをスタートしてから2025年7月までの月別の投稿記事数の推移をグラフにしたものですが↓
グラフを見てもわかる通り、1か月で10以上の記事を投稿したことがありません。一か月で一つの記事も投稿していないこともざらにあります。
（上のグラフを作るためにExcelに投稿記事数をデータ入力していて若干の情けなさを感じました。）
9記事がひと月の投稿数のマックスですから、1週間に2記事程度のペースでしかありません。
税理士さんの中にはブログを平日毎日（週5回）更新したり、毎日更新したり、ブログのみならず、メールマガジンや、X（旧Twitter）、youtubeでの発信や、Voicyなどの音声発信もしている人もいます。
そんな人たちと比べると見劣りすることこの上ない発信状況と言えます。
いわゆる「たいしたことねぇな。」ってやつです。
発信数は少なくても、ペースは遅くても、続けているといつの間にか、積み上がる。
こんなショボショボのブログでも辞めずにコツコツと記事を投稿することで、記事数が積みあがっていくものでして、2025年8月現在で220記事を超えています。
上で述べた平日毎日ブログを更新しているレベルの人からすれば鼻で笑われるような数ですが、「発信」すること自体を避けていたら220記事にすら到達しません。
ちなみに都市部の税理士さんでは発信をしている人も多く、発信に関しても競争が激しいのでしょうが、地方になると、ホームページすらもっていない税理士事務所もいまだに多くあるので、事務所の発信自体がないことも。
そういった場所ではたった220記事でも1番になることができます。（もしかしたら50記事くらいでも1番になれるかも。）
ちなみに。1番になったから依頼が増えるとか、売上が増えるとかそういったことはありませんが（これは自分の発信の仕方に問題があるからだと思いますが）、自分のなかではなんか自信になります。
地方で活動している税理士さんや、これから独立開業をしようと思っている税理士の人はそういった意味でも発信に対してハードルが下がっているのではないかと思います。
220記事がすごいと思う人もいるかもしれませんが、220記事を約7年間かけて投稿していますので、1年あたりの投稿数は31記事となり、一か月あたり2記事のペースです。
たいしたことはありません。
一か月あたり2記事くらいのペースでなら発信を「スタート」できて、「継続する」こともできるのではないでしょうか？
自分のブログをみかえしてみたところ、こんな記事も書いていました↓
具体的にどう発信をスタートするか？
箇条書きの一言日記がおススメ。
ブログという形で発信をするときにはある程度の文字数が必要になると言われています。
自分がブログをスタートした時は1記事あたり1500文字以上あるのが好ましいといわれていたような気がします。
2025年の今でもこの基準なのか、もっと文字数が必要になっているのかわかりませんが、発信を「スタート」するときにこの文字数を意識しすぎるとハードルが上がってしまうので、文字数は無視していいと考えています。
発信をスタートするだけなら箇条書きの一言日記程度のものでスタートするのがお勧めです。
このやりかたが個人的に一番ハードルを下げた状態で発信をスタートできます。
これに関するエピソードをひとつ紹介します。
東京の税理士さんで自分と同じ年のTさんという人がいます。
Tさんのブログはしっかりとした分量があるのに読みやすくて、内容も面白く、人となりが伝わる記事を書くのですが、先日ふと思い出してこの方がブログをスタートしてすぐくらいの時期の記事を見直してみたところ、
今週1週間の自分のやったことなどの近況報告や新しく試したサービスなどを箇条書きにして、コメントを少し加えた程度で記事にしているものがいくつもありました。
自分からみて発信が上手だなぁと羨ましく思う人ですら最初はそんな感じだったのです。
平日に自分がやった記事にできそうな行動をメモしておき、それを1週間分箇条書きにして、一言コメントを加えるて投稿すれば、それで「発信」完了です。
雑記ブログになってしまっても気にしなくてOKです。
100記事投稿した際にこのあたりにやり方が確立できていたようで記事にしていたのでこちらも参考になれば↓
どんなにつまらない内容だとしても、誰にも読まれなくても「発信」したという事実には変わりません。
このブログの最初の記事なんて今見返すと酷いもんですがこれでも一応「発信」のはず・・・・
困ったら、同じことを複数回記事にしたらいい。
発信をスタートした後に待っているのが発信することがない（ブログでいえば書くことがない）。という問題に直面すること。
そういった時の自分の対応策は、「同じ内容のことを複数回記事にする。」です。
一度投稿した記事の内容に関して、似たようなことをもう一回記事にして投稿します。
毎日ブログを更新している人の記事をよくよく追いかけていくと、「あれ、なんか前も同じこと言ってなかった？」みたいなことがしょっちゅうあります。
税理士さんのブログでよく見かけるのが、
- 独立した時に高額なソフトを導入して失敗した
- この営業方法で失敗した
といった類のものがありますが、一度記事にしたら同じ内容はもう書いてはいけない。ということではないです。
いつ誰が、どのタイミングでブログを読んでくれるかはわからないので、以前に書いたからもう書かない。というのはもったいないですし、むしろ繰り返して発信することでそれだけ自分の想いを強く伝えることができると考えています。
言い方や具体例や導入部分を少し変えて同じ内容を発信したらいいのではないでしょうか。
まとめ
発信ができない・苦手という声に対する現時点での自分の考えを記事にしてみました。
平日毎日ブログを更新しているいわゆる「すごい人」から「気楽にやったらいいよ」と言われてもしっくりこない人もいるかと思いましたので、
不定期にブログを更新している「たいしたことないんじゃね？こいつ」側に立つものとして、発信に悩んでいる人のハードルを下げることができれば光栄です。
【本日の近況報告】
辛辛魚の「まぜそば」を実食。
スープがないので最後の一滴まで辛いエキスを堪能することができます。
【本日の１曲】
The Wannadies/Might Be Stars
前回の原田知世さんの曲からの流れでワナダイズの1曲を。
ワナダイズの中で上位に好きな曲。
