たまには税理士らしく、Excelのネタも投稿しておこうかと思います。
今から1年前くらいからExcelの機能に「セルにフォーカス」という機能が追加されました。
自分はMicrosoft 365を使っているのですが、いつのまにか追加されていた機能。という印象なんですが、最近使いどころのようなものを見つけたので記事にしてみようと思います。
Excelの「セルにフォーカス」機能は、ひとり作業では役にたたない。
Excelの「セルにフォーカス」という機能を使う場合には自分で設定をする必要があります。
特に難しい作業ではなく、画面上部に表示されるメニューの「表示」をクリックすると表示される「セルにフォーカス」をクリックするだけです↓

ちなみにフォーカスする際の色については変更が可能ですので、自分の好みの色にできます↓

この機能、インスタかYoutubeのリール動画か何かで知って、「おぉ、便利な機能かも」と思ってしばらく使ってみていたのですが、自然と使わなくなっていました。
なぜか?
ひとりでExcelの作業をしているときにはそこまで必要性を感じなかったからです。
自分のExcel関連の作業ではフォーカスを必要とする場面がそんなにないんだと思います。フォーカスの縦線と横線もなんか鬱陶しいと感じていましたし。
フォーカスするってそんなもんでしょ?と言われたら確かにそうなのですが。。。
今後考え方が変わることはあるかもしれませんが、今の自分のExcelの使い方であればこの「フォーカス機能」はいらない。
という結論に至りました。
Excelの「セルにフォーカス」機能が威力を発揮するシチュエーション
先日、お客様との面談時に収支状況を割と大き目なモニター(27インチ)に表示して説明していたときの話です。
画面に表示していたのはいわゆる「推移表形式」のデータで、横にデータが伸びていく形式のやつでした。
こんな形式のやつです↓

マウスを使ってお客様に見てほしいセルをクリックしていたのですが、どうも見にくいと感じているような印象をうけました。
こちらはお客様に説明しようと事前にデータの確認などをしていますし、税理士業ではよく見る形式ですから、お客様よりもExcelデータを見ること自体の抵抗感が少なくなっていますが、
お客様側からすると、見慣れない形式ですし、面談の時にしか目にしないデータですから当然の反応といえます。
Excelを日常的に使わない業種の人も多いですから、そういった人からすれば余計にとっつきにくいのかもしれません。
そこで、このフォーカス機能を思い出してつかってみたところ、見るべきセルが明確になったのか、さきほどよりも反応がよくなったと感じました↓

セルにフォーカス機能のつかいどころは「ココだ」と気づいた瞬間です。(←気づくのが遅かったかもしれません)
1対1や1対多のケースではこのセルにフォーカス機能は役に立つかもしれません。
まとめ
Excelの「セルにフォーカス」機能の使いどころを記事にしてみました。
普段の「ひとり作業」では役にたたないと感じることが多いですが、少し視点を変えて、他人に説明するときの補助ツールとして考えると、力を発揮することもあるかもしれません。
今回のように収支報告などの対面でのプレゼン時や、ZOOMやGoogleミートなどのオンライン会議の際の画面共有時に一度試してみてはいかがでしょうか。
【本日の近況報告】
急に朝晩冷え込むようになったせいか、近所で灯油の移動販売車を見かけるようになりました。
この移動販売車、大阪でも見かけましたが全国どこでもあるんでしょうか?
【本日の1曲】
Mint Royale/Show Me
デ・ラ・ソウルのメンバーをゲストに迎えた1曲。ヒップホップに詳しくない自分からすると、ゴスペル調のヒップホップという曲なんですが、この感じのヒップホップは大好きです。
